カードローンのルール
カードローンのルールは至極シンプルです。契約をする時に極度額、利率、返済期日、返済方法などが定められて、あとはそれに従って利用していく仕組みになっています。通常、融資を受ける場合にはその都度これらについて合意を形成して契約をする必要がありますが、カードローンの場合は、契約段階で定め、あとはその範囲で自由に借りたり返済をしたりすることができます。返済を完了させても、契約を継続させている間は再度の利用が可能ですし、元本に充当された分は限度額が回復しますので、その分は再度の借り入れが可能です。
極度額と限度額の違いは知っておきましょう。極度額とは、最大で利用できる額です。限度額は、その時点で利用することができる上限額です。つまり、現在借り入れをしている分は極度額から引かれ、その引かれて今借り入れをすることが可能な最大額が上限額となります。
カードローンは、返済が遅れた場合の遅延損害金についての定めも置かれています。これは、きちんと返済をしている人にとっては関係ないことですが、返済が遅れてしまうと科されてしまいます。これは、通常の利息よりも高く設定されているため、返済が遅れるほど負担は大きくなるので、注意しましょう。